松山市タウンミーティングを企画しました

松山市タウンミーティングのご案内

目的 災害時、要支援者の避難について考える

日時 12月17日(木)18時~

場所 コムズ3階 会議室2

市役所側参加者 障害福祉課、高齢福祉課、危機管理課

松山市にも障碍者や高齢者など、大災害のときに、ひとりで逃げられない人たち、逃げたとしてもそのあとの生活に一層の困難を抱えてしまう人たちがたくさんいます。それについて、松山市として、どのように予想・想定し、どのように支援をすることになっているのか。 

案ずる会では、このたび、松山市役所にタウンミーティングを申し込み、上記のとおり行うことになりました。

 

 ご自身が災害弱者だと自覚している方はぜひご参加ください。

 ご家族、親せき、友人、あるいは近隣の人に避難はどうするのだろうと思っている方もここで松山市の担当者に聞きましょう。

例えば、災害時の避難で自らが要支援者となるかもしれません。自宅が火災に巻き込まれれば、指定避難所での生活を余儀なくされるでしょう。

 

災害のときに、より助けが必要な人たちのことを理解し、助け合うために、話を聞きにおいでください。

今回は大地震や松山市の沿岸地域でも予想される津波避難について考えます。そのことは、私たちに、原発災害のさいの避難がいかに困難かをそれぞれの足元から、よりリアルに感じさせてくれるでしょう。 

0 コメント

愛媛県からの回答がメールで届きました

伊方原発の避難計画を案ずる会

M井 K子 様


 お電話差し上げたのですが、御留守でしたのでメールでご連絡いたします。

 平成271021日付でご提出があった質問書のご回答につきまして、愛媛県ホームページの「知事に寄せられた提言」にてご回答させていただきましたので、御確認いただきますよう、よろしくお願いします。


知事に寄せられた提言

http://www.pref.ehime.jp/h12200/6266/teigen-menu.html



〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

 〒790-8570

  愛媛県 県民環境部 防災局 

  原子力安全対策課 

  原子力防災グループ

  担当係長 廣瀬 智也 

  TEL 089-912-2341

  FAX 089-931-0888

  mail:hirose-tomoya@pref.ehime.jp 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓♪

0 コメント

続けて学習会のご案内

伊方原発の避難計画学習会のお知らせ 
 伊方原発の避難計画を案ずる会は、八幡浜市への避難計画についての質問に対する回答を踏まえ、10月21日に、県に質問書を提出しました。文書による回答を要請していますが、おそらく県の担当職員による口頭での回答になるものと思われます。
 また、西予市三瓶では、産廃処分場反対運動を続けてこられた菊池弘三さんが、反対運動で培ったフットワークの軽さと持ち前の熱血で、最近避難計画問題に取り組み始めました。
 菊池さんの活動を共有して、これまでにわかったことを「ひろめ」さらにその先を「想像し話し合う」会を持ちたいと思います。「私の(家族の)避難」を考えながら「?」「!」を交換しましょう。

日 時 2015年11月14日(土)13時~
会 場 コムズ松山 3F 調理室
内 容 Ⅰ部 菊池弘三さんの西予市の介護施設の避難計画に関する根掘り葉掘りバナシを聞く

    Ⅱ部 伊方原発の避難計画を案ずる会メンバーの八幡浜市と県への質問で分かったこと
    Ⅲ部 これからどーする?
0 コメント

学習会のご案内

伊方原発の避難計画を案ずる会学習会のご案内
  
 伊方原発の避難計画を案ずる会会員のみなさま

 県は11月上旬に原子力防災訓練を行なうと言ってきましたが、正確な日程はまだ発表していません。
 早ければ、7日、8日という「噂」もありますが、この防災訓練を監視し、問題点をチェックする、監視行動をしたいと思います。訓練当日の監視行動に参加していただけたらと思います。
その核心を学ぶ学習会をします。要点をつかんで、アチラさんの首根っこを押さえましょう。(この次の日に日程が分かり、学習会も1日遅らせています。)
 日 時:11月7日(金) 18時~21時
 場 所:コムズ3階 会議室2
 講 師:末田一秀
     はんげんぱつ新聞編集委員。
     2002年から監視活動を続けている。
 資料代:500円
 主 催:伊方原発の避難計画を案ずる会

追伸:
まやさんに、動画をYoutube にアップしていただきました。

続きを読む 0 コメント

各紙の記事紹介

10月3日付け毎日新聞さん記事。

 元々の記者会見をしたがったその趣旨に素直に答えて頂いたと思います。

続きを読む 0 コメント

今日、3人で記者会見をした。

 会の立ち上げと、八幡浜市から聞いた質問書への回答内容を伝える記者会見を、愛媛県庁の番町記者クラブで。

 

 後から確認の電話を受けたことは「原発の再稼働に反対する趣旨の会なんですか?」ということ。

 

 これには「避難計画に責任を負う行政(自治体)に尋ね、対話するための会です」と答える。

 

 もっとも始めのうちは質問ばかりすることになるでしょう。(O)

写真は9月30日に八幡浜市を訪問した際のもの。

総務課の舛田課長と同・危機管理・原子力対策室の福岡氏に口頭でお返事を戴きました。誠実に受け答えをしていただいたと思います。

0 コメント

八幡浜市へ9月23日に送った質問書 前文と後文

2015年9月23日


質 問 書


八幡浜市市長 大城 一郎 殿

                       伊方原発避難計画を案ずる会

                                      小倉  正


                         松尾 京子


                         向井 公子

   

 早秋の候、貴職におかれましては、自然災害が激増している昨今、住民の安心・安全な生活を守るためご苦労されていらっしゃることと思います。貴市には私どもの友人や親せきなどが暮らしており、これまでなかったような自然災害のニュースを聞くと、彼らは大丈夫かと心配いたしております。

さて、なかでも不安なのが、必ず来る、と言われている南海トラフ大地震のことです。貴市は海岸線が長く『八幡浜市津波ハザードマップ』によれば、海岸では10メートル級の津波の来襲が予想されています。それでも通常の自然災害であれば、災害が去った後に生活の再建をすることができます。別して心配なのは、そのときに起きるかもしれない伊方原発の事故のことです。

福島の事故前は、日本の原発は事故を起こさないといわれており、不安はあるものの一応安心していたのです。しかし、近ごろはなんと、原子力規制委員会の委員長自らが「原発の過酷事故はありうる」と言いながら、原発再稼働を許可しているではありませんか。

貴市は伊方原発から5キロメートルしか離れていない地域も含まれております。貴市が作成した避難計画を見てみますと、いくつか心配になったことがございましたので、質問させていただきます。

恐れ入りますが、9月30日にお伺いしますので、文書にてご回答くださるようお願い申し上げます。


全7項目(別記事で)


 ご多忙中まことに恐れ入りますが、私たちも八幡浜市に住む友人などのことが案じられてならず、やむにやまれぬ気持でございます。

ご回答のほど、よろしくお願い申し上げます。

   以上


           連絡先:〒790-0963       

               愛媛県松山市##########

                             向井 公子


0 コメント

八幡浜市への質問書−屋内退避

1.屋内退避について

屋内退避の住民の食料・水等の汚染値の測定はどのように行う予定ですか。

屋内退避の場合、南相馬市地域では、物流がマヒしました。八幡浜市においても同様の事態になると思われます。

食料・水等の生活用品の配布はどのように行うことになっていますか。

また、モニタリングポストの値が毎時20マイクロシーベルトを超えなくても住民を一時移転あるいは避難させるための累積被ばく線量の基準はありますか。


回答:


・八幡浜市の備蓄は八幡浜市の人口と同じ36000食しか用意されておらず、それすらも、人員不足で市民には配れないし、職員や学校、保育所用であるそうです。一時集結所(17公民館)に保管。生活用品については「各家庭で構えてもらう、(南海トラフ地震対応では)7日分の備蓄をお願いしているが、最低でも3日分は用意してほしい」とのこと。

 

コメント:屋内退避となると、福島の事故のときは、南相馬地域では物流がマヒして食料などの生活用品が不足しました。市あてにはできないことがわかりました。


・「一時移転する放射線量は毎時20μSvですが、仮に放射線量が一時移転基準値に達していなくても、累積被ばく線量が一定程度になったら避難させるという基準はあるのですか」

「そういう基準はない。市独自に検討することはない。基準を決めておくべき、という意見があったことは県に?上げておく。」(お話しのなかで何度も「これは広域避難ですから、オフサイトセンターで国、県などが決める、国の指針通りになる」ということばが出てきました。

 

コメント:福島事故のときは、4月12日になって年間20mSv以上という指標の計画的避難区域新設し、30㎞圏外だった飯館村は一ヶ月後までの避難指示が出されました。しかし毎時19μSvの土地に3ヶ月閉じ込められれば累積では41mSvになります(実効線量の計算は複雑で、かなり割り引くことになるはずですが)。つまり比較的小規模の汚染事故の場合には、無期限屋内退避が続いて被ばくしながら閉じ込められ続けというおそれがあります。


・食品の汚染調査をどうやって実施するのか、体制ができているのか、については聞き漏らしました。

0 コメント

八幡浜市への質問書−準PAZ圏になるつもりは

5.八幡浜市は所によっては、伊方原発からの距離が5~10キロメートルと伊方町内よりも近いところがたくさんあります。そのような地区は準PAZ圏として予防避難をするのが妥当ではないかと考えますが、独自に準PAZ圏を設定するお考えはありませんか。


回答:



ない。統一のやり方でやっている国の指針に従う。広域避難ですので(そうしなければ)果たして松山市さんが受け入れてくれるのか?という(懸念がある。)」

0 コメント

八幡浜市への質問書−自主避難者について

6.自主避難者について

実際に事故が起きた際には、住民のなかから多くの自主避難者が出ると思われます。

住民が自分や家族の被ばく量がなるべく小さいうちに避難しようとするのはとても自然なことで、それをやめさせるのは不可能です。自主避難者もまた八幡浜市民です。このような場合「いうことを聞かない市民は知らない」ということは国民感情からいってもできません。受け入れ先に自主避難者の受け入れを要求するおつもりはありますか。


回答:


・「八幡浜に避難指示が出るまでは受け入れ先の市(松山市)が避難所を開設しない。事前に開けることを要請はできません。自主避難者は避難しても、避難指示が出て避難所が開設されるまで避難先はありません。福島の例では避難中に亡くなる方も多いので(混雑しないよう)指示に従って避難をしてもらうよう周知します。」

 

コメント:現実の人間は先に逃げ出してしまう。福島の例があるから、それは無理からぬ事。

コメント:住民の立場で考えれば、国の定める安全基準はだんだん高い数値になっていくし、避難についても、専門家もいろいろな意見があるのに、再稼働同意の是非や避難計画について、国に都合のいい人ばかり集めて決めている実情があります。例えば、被ばく限度については、ICRP勧告では一般公衆の年間被ばく限度は1m㏜です。避難計画で避難指示となるのは毎時0.5m㏜ですから、2時間以上そこにいたら年間限度を超えてしまいます。子どもや女性などはとくに、少しでも被ばくしたくないと思うのは当然です。


0 コメント